花粉が多く飛散するこの時期、目のかみゆを和らげる市販薬がほとんどなく「我慢できずについ目をこすってしまう」という人が多いのではないだろうか。
大倉山「坂本薬局」では、「桂麻各半湯(けいまかくはんとう)」で、つらい目のかすみを軽減する方法をすすめている。風邪の諸症状に効果が期待できる漢方薬で、中国医学の考えでは、花粉症と風邪は同じく自然界の病気の原因(風・寒・暑・湿・乾・火)のうち、風が運んでくると考えられている。
「そのため、同様の漢方薬で症状を軽減するのだ。花粉症はアレルギー性の病気。外的要因はもちろん、体質からの根本改善も重要です。ご相談はお気軽に。」と、同店の坂本悟・管理薬剤師は語る。